どうも、今度シンウルトラマンを観に行くことにした高石です。
小さな頃からいろんな戦隊モノとか観てきましたが、ウルトラマンは2番目に好きです。1番は仮面ライダーです。
さて、今日はたまたまネットニュースでヘアドネーションについての記事を読んだので、思うことを書こうかと思います。
みんなヘアドネーションをやろうよ!とかではありません。
結構マジメなお話です。
僕は表現が下手くそなのでトゲのある言い方もあるかもしれませんがご了承ください。
僕の中でずっとあったヘアドネーションへの違和感がこの記事に書いてありました。
ヘアドネーションという罪。「いいこと」がもたらす社会の歪みについて
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5611cb4e5337a17d06b96c331c84412f63d58c5
ヘアドネーションは確かに素晴らしいし、誰かを助けたい気持ちもわかるし、何かいいことをした気持ちになるのもわかります。
実際うちのお店にもヘアドネーションをしたいというお客さんが来て、僕もその思いに協力します。
でも、なんかこのヘアドネーションって意味ないよな、っていうか悩んでいる人を逆に苦しめてないかなと思うようになっていました。
ヘアドネーションは、脱毛症で髪が生えない子どもたちのために髪の毛の寄附を募り、ウィッグを作って無料で提供するものです。
その子たちって、本当にウィッグが欲しいと思いますか?
実はその子たちが望むのは、
ウィッグを被ることではなくて、
ウィッグを被らなくていい世の中であることなんじゃないでしょうか。
ヘアドネーションをするってことは、その子たちに「ウィッグを被りなさい」と言っているようなものではないですか?
「髪の毛寄附して偉いね」と言っている周りの人は、その圧力に加担していませんか?
もちろん、悩んでいる子たちの中にはオシャレで被りたい人もいるでしょう。寄附してくれた人に感謝している人もたくさんいると思います。
だけど、「被らなければならない」状況をつくるのは違うと思います。
無意識に圧力をかけてしまっている現状ですよね。
僕が思う一番いい状況は、その子たちが堂々とそのままで生活できる社会の実現です。
悩まなくていいのですから。
とはいえ現実的に今すぐ世の中の見方を変えるのは困難で、時間を要することであるのは間違いありません。
もしかしたらずっと偏見の目で見られていくのかもしれません。
だとするなら、寄付するのは髪の毛ではなく「お金」だと思っています。
本物の髪でなくても、リアルなウィッグなんていくらでも安価に作れる現代です。それを使えばいいと思うんです。
寄付で送られてきた何人分もの髪を洗ったり染めたりコンディション整えてひとつのウィッグにして長さ整えて、、、、、ってタダでウィッグあげるのにどんだけコストかかってんねんて話です。
髪を寄付する「気持ち」が大事なんだという意見もあるかもしれませんが、それって千羽鶴を被災地に送るのと似たような気がしていて迷わk、、、まあこれ以上言うとどこかから怒られそうなんでやめておきます。
ヘアドネーションを受け付けている団体のホームページを見ると、ちゃんと募金の案内もあります。
しっかり「気持ち」を込めて募金をするのがベストかなと、僕は思います。し、僕もやります。
長々と書いてきましたが、結局平和が一番です。
ウルトラマンが地球に現れて○ーチンを倒してくれたらいいですね。