今日はまじめなお知らせです。
へアドネーション。
ご存知の方、もしくはもうやったことのある方もいらっしゃるかもしれません。
「へアドネーション」とは髪を寄付するボランティアです。
病気や何かで髪を失った子ども達に、寄付された髪でウィッグを作って、それを使ってもらうといった活動です。
https://www.jhdac.org/index.html
何年か前から当店でも協力というか、やりたいというお客様の声を尊重して、
切った髪をへアドネーションの団体に送ることをやってきました。
切ってお預かりした髪を丁寧に梱包し、郵便局や配送会社に持って行き、送料を納めるところまでをやっていました。
今まで何人ものお客様の髪をお預かりし送る手続きまでやっていましたが、
ふと疑問というか、この活動の意味を考えたときに、
果たして僕がそこまでやる必要があるのだろうか?と思うようになりました。
本当に自分の髪を寄付して使ってもらいたいと思うのならば、
自らで送る手続きをした方がいいのではないか?
自分の髪を自分で相手に届ける、その行動こそが意味あることなのではないか?
という考えに至ったのです。
送るためには、髪をあらかじめ束状にしておかなければならないので、そこはちゃんとやりますのでご心配なく。
こんな感じに。
↑ここまではこちらでキチンとやりますが、今後はこのあと送ったりする手続きは全てお客様の方でやってもらいます。
送るための封筒の準備や、送料等のご負担はお客様の方でお願いします。
送り方等はこちらに詳しく書いてあります。https://www.jhdac.org/index.html
ご理解くださいますようよろしくお願いします。
僕はこの活動をお客様に強制することは決してないですし、積極的に広めようとも思いません。
ただ、「こんな活動があるよ」とご紹介しているだけです。
僕の個人的な意見としては、
(ウィッグを作ることに関しては)わざわざ寄付された髪を使ってウィッグを作らなくても、
人工の髪でもっと低コストで衛生的なものができるとさえ思っています。
送られてきた髪を洗ったり、加工したりって、相当な労力が必要ですよ。
それならば、もっと合理的で経済的な方法はいくつもあるはずだと思っています。
寄付に関して言えば、髪よりお金のほうが大事だとも思います。
でもこの活動には「気持ち」が大切だと思うので、
ヘアドネーションを否定するつもりはこれっぽっちもありません。
寄付したいというお客様は尊重したいですし、その気持ちに敬意を表します。
その気持ちを思うからこそ、自分の髪は自分で送るのがベストなんじゃないかと思うのです。
今後もし「ヘアドネーション」の活動に参加したいというお客様がいらっしゃったらぜひご相談下さい。
ヘアドネーションの詳細https://www.jhdac.org/index.html